
Robloxは、本日6月17日、『Roblox』において、16歳未満のユーザーを対象とした年齢別アカウント「Roblox Kids」および「Roblox Select」を、日本を含む世界中で提供開始すると発表した。本機能は無料で利用可能である。
ユーザーの成長に合わせて進化する安全なアカウントシステムである。この新しい仕組みは、年齢確認に基づき、子供の健やかな成長をサポートする。
ロブロックスの最高安全責任者(CSO)であるマット・カウフマン氏は、オンライン体験が子供の成長に合わせて適応すべき重要性を説き、保護者が家族の方針に合わせて体験をカスタマイズするためのツールとして本機能を位置づけている。
【年齢別アカウントの提供】
5~8歳向けの「Roblox Kids」と、9~15歳向けの「Roblox Select」を新設した。年齢に応じて自動的にコンテンツのアクセス制限やチャット設定が最適化される。
【厳格な評価基準の採用】
開発者の本人確認、AIによるリアルタイム評価、コンテンツ審査を含む「3段階の厳格な評価基準」を適用する。センシティブなテーマやフリーフォーム絵画機能などは初期設定で除外される。
【アカウント・プログレッション】
ユーザーの年齢が上がると、アカウントタイプを自動的に移行する。9歳で「Roblox Select」へ、16歳で標準アカウントへと自動的に切り替わる。
【ペアレンタルコントロールの拡充】
保護者は子供のアカウントと紐付けることで、プレイ履歴やフレンドリストをリアルタイムで確認できる。コンテンツ制限や毎月の課金限度額、特定のゲームに対する個別のアクセス許可設定も可能である。
【安全対策の強化】
チャット内での個人情報流出や外部誘導を防止するため、リンクや動画の共有を制限する。16歳未満のユーザーによるソーシャルメディアリンクの閲覧や共有も全面的に制限する。
【ロブロックス 最高安全責任者(CSO) マット・カウフマン氏】
「子供のニーズは成長とともに大きく変化するため、オンラインでの体験もそれに合わせて適応していく必要があります。Roblox KidsとRoblox Selectを通じて、私たちは異なる発達段階にある若いユーザーをサポートするために設計された年齢ベースの保護措置を構築すると同時に、保護者の皆様にはご家族の方針に合わせて体験を自由にカスタマイズするための最適なツールを提供します」
【ロブロックス グローバル保護者評議会 日本代表 角田 拓志氏】
「日本においてロブロックスは子供たちに広く認知されている一方、大人の理解がまだ十分に追いついていないのが現状です。例えば、新設される『Roblox Kids』の青い画面は、少し離れた場所からでも『安全なモードで動いている』と親が直感的に確認できる画期的な機能ですが、保護者自身がその仕様を正しく理解していなければ意味を成しません。デジタル環境で育つ子供たちのトラブルやリスクへの対策は、現代の親世代にとって避けては通れない必須科目です。強固な保護措置を備えたロブロックスを単なるゲームとして遠ざけるのではなく、親子で未来の『デジタルセーフティリテラシー』を共に育む優れた教材として、前向きに活用していく方法を皆さまと模索していきたいと考えています」