XREALとASUSのゲーミングブランドRepublic of Gamers(ROG)がコラボレーションしたゲーム向けARグラス「ROG XREAL R1」が、6月15日より予約販売を開始した。価格は14万1,550円で、予約受付期間は7月13日23時59分まで。XREAL公式ECサイト、Amazon(XREAL公式ストア)、ASUS Storeにて取り扱う。

競技志向ゲーマーを意識したスペック構成

 本製品の中核を担うのは、Sony製Micro OLEDパネルだ。片眼あたり1920×1080ピクセルの解像度と最大700nitsの輝度を備え、0.55インチのパネルに高精細な映像を映し出す。本体重量は91gで、ARグラスとして常時装着を想定した設計となっている。700nitsという輝度はスマートグラスとしては高水準にあり、明るい環境下でも視認性を確保しやすい。

 性能面でXREALが前面に押し出すのが、スマートグラスとしては初とうたう240Hzのリフレッシュレートだ。通常時は120Hz動作となり、Frame Rate Boost機能を有効にすることで240Hz駆動に切り替わる。応答速度は0.01ms、映像入力から実際に表示されるまでのMotion-to-Photon Latency(操作と映像のズレに直結する遅延)は3msという。FPSやレーシングゲームなど、コンマ秒単位の反応が求められるジャンルで残像感や操作遅延を抑えることを狙った数値構成だ。

大画面表示と空間認識、日常使いへの配慮

 仮想スクリーンは10m先に428インチ相当(4m先では171インチ相当)の大きさで投影でき、視野角は57°に達する。XREALによれば、視界フォーカス領域の約95%をカバーするという。空間認識にはネイティブ3DoFを採用しており、仮想スクリーンを空間上に固定する「空間固定モード」と視線に追従する「追従モード」を状況に応じて使い分けられる。

 レンズには3段階の電子調光(エレクトロクロミック)機能を搭載し、視線を外すと自動で透過率が上がり、視線を戻すと暗転して没入感を高める自動透過機能も備える。オーディオは「Sound by Bose」チューニングによる内蔵スピーカーを採用し、ノイズキャンセリング対応マイクアレイも内蔵する。屋内外を問わず使える実用性と、ゲームへの集中を支える音響設計を両立した構成といえる。

幅広い接続性と市場における立ち位置

 接続はDisplayPort Alternate Mode対応のUSB Type-C端子1系統に統一されており、映像・音声・給電をケーブル1本でまかなえる。ROG AllyやSteam Deck、Lenovo Legion GoといったモバイルゲーミングPCとはUSB-C直結のプラグアンドプレイで接続でき、携帯ゲーミング環境に大画面を即座に追加できる点は実用上の強みだ。iPhone 15以降やAndroidフラッグシップ機、ROGシリーズやMacBookを含むノートPCにも対応し、対応デバイスは幅広い。同梱の「ROG Control Dock」を経由すればDisplayPort 1.4とHDMI 2.0入力(2系統)も利用可能となり、デスクトップPCや据え置き型ゲーム機との接続にも対応する。ROG独自のGamePlus、GameVisual、HDR10といったゲーミング機能もDock経由で使用できる。対応IPDはR1-Nが57〜66mm、R1-Bが66〜75mmの2バリアントが用意されており、顔の幅に合わせて選択できる。

 XREALの従来製品「XREAL Air 2シリーズ」や「XREAL Oneシリーズ」が映像視聴や汎用ARユースを主な用途としていたのに対し、ROG XREAL R1は240Hz対応とROGブランドのゲーミング機能を組み合わせることで、競技志向のゲーマー層への訴求を明確にした製品といえる。ARグラスというカテゴリ自体がまだ普及途上にある中で、ゲーミング特化という軸を打ち出した点が現時点での市場における本製品の立ち位置を示している。

 先行予約特典として、先着300名を対象に空間撮影や6DoF対応カメラアクセサリ「XREAL Eye」(定価1万3,980円)と54g超軽量ゲーミングマウス「ROG KERIS II ACE」(定価2万1,855円)を同梱したパッケージが提供される。さらに家具ブランド「CAGUUU」との協力による人間工学チェア全シリーズを対象とした10%OFFクーポン(コード:CX667、有効期限:6月28日まで)も進呈するという。

画像引用:プレスリリース

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