「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1. Roblox、ゲーム開発にAIエージェントを接続させる「Studio MCP Server」のアップデートを発表(8.24)
2. 超音波で平衡感覚を刺激し、XR酔いを抑える ソフトバンク傘下のArm社が技術の特許を米国で取得(8.26)
3. ABAL、「Space」を活用したVR体験施設の利用者が1日あたり2,000人を突破、パートナー募集を開始(8.27)
4. IZUTSUYA、3Dガウシアン・スプラッティングをメッシュ化するWebサービスのベータ版を公開(8.26)
5. 株式会社ロックガレッジ、国産ドローンとスマートグラスの連携に対応(8.26)
6. 注目!Mogura VRからのお知らせコーナー

1. Roblox、ゲーム開発にAIエージェントを接続させる「Studio MCP Server」のアップデートを発表(8.24)

Robloxは、AIツールと外部アプリを接続する規格MCPに対応した開発環境向けツール「Studio MCP Server」のアップデートを発表しました。Studio MCP Serverは、MCP(AIツールと外部のアプリをつなぐ接続規格)に対応したAIエージェントをRoblox Studioへ接続する仕組みです。

今回の更新では複数AIエージェントへの対応が強化され、従来の単一インスタンス指定から、ツール呼び出しごとに対象のIDを渡す方式へ変更されています。これによりセッションに頼らず確実な操作が可能となり、複数エージェントや複数Studioを併用する作業の信頼性が向上しました。

今後はClaude Codeなどのクライアントが新機能を自動で取得し、開発の自動化や効率化を支援します。

2. 超音波で平衡感覚を刺激し、XR酔いを抑える ソフトバンク傘下のArm社が技術の特許を米国で取得(8.26)

SoftBank傘下で半導体設計を手がけるArmは、XR酔いの軽減を目的とした新たな技術の特許を米国で取得しました。本技術は、ヘッドセット内の映像の動きを解析し、映像の変化に合わせて低強度集束超音波による刺激を与える仕組みです。

平衡感覚をつかさどる内耳の前庭系へ超音波を照射することで、視覚情報と身体感覚のずれを補い、不快感やめまいなどのVR酔い症状を抑えます。

さらに、前庭への直接刺激だけでなく、アプリ側で映像の動きを緩和させたり画面周囲を暗くするビネット処理を施したりする多角的なアプローチも含まれています。装着者の動きや嗜好に応じた自動調整機能も備えており、長時間の快適なXR体験を実現する技術として期待されます。

3. ABAL、「Scape」を活用したVR体験施設の利用者が1日あたり2,000人を突破、パートナー募集を開始(8.27)

株式会社ABALは、独自のXRプラットフォーム「Scape」を活用したVR体験施設の利用者が、8月中に1日あたり2,000人を突破したと発表しました。

本プラットフォームは18件の特許技術に基づき、物理的な空間をバーチャル上で10〜20倍以上(500平方メートル超)に拡張できる点が大きな特徴です。商業施設などの限られた面積でも大規模なXRテーマパークを設置でき、現在は国内外10拠点にて逃走中やウルトラマンといった多彩なジャンルのコンテンツを展開しています。

同社は更なる事業拡大に向け、イベント運営会社や商業施設運営会社を対象とした新たなパートナー企業の募集を開始しました。導入実績と技術力を強みに、ロケーションベースXRの共同展開を推進していきます。

4. IZUTSUYA、3Dガウシアン・スプラッティングをメッシュ化するWebサービスのベータ版を公開(8.26)

IZUTSUYAは、3Dガウシアン・スプラッティング(3DGS)のデータをポリゴンメッシュへと変換するWebサービス「3DGS Mesh Converter」のベータ版を公開しました。

3DGSで生成した.plyファイルをブラウザ上にドラッグ&ドロップするだけで変換が可能で、ハイスペックなPCや専用ソフトを用意することなく利用できます。無料プランも用意され、処理はクラウド上で行われます。

変換方式は、元の形状を忠実に再現する計算変換と、AIを活用して細部を補完する高精細AI変換の2通りから選択可能です。GLBやOBJ、STL形式での出力に対応しており、従来3DGSデータの活用が困難だった3Dプリントやゲーム開発、編集ツール等への連携を大きくスムーズにします。

5. 株式会社ロックガレッジ、国産ドローンとスマートグラスの連携に対応(8.26)

株式会社ロックガレッジは、現場指揮支援システム「3rd-EYE」が国産ドローンとのリアルタイム連携に対応したと発表しました。

本システムはドローン撮影映像をAI解析し、要救助者などの位置を特定して指揮本部のタブレットや隊員のスマートグラスへ即座に共有するソリューションです。今回の対応により、Futaba製ドローンの映像やテレメトリ情報がシステムへ統合されました。

既存のドローン機体を改修せずに後付けできる構成となっているため、導入コストの削減や既存資材の有効活用が可能です。自治体や公共機関を中心に国産ドローンへの需要が高まる中、災害対応や救助活動における迅速かつ確実な情報共有と意思決定の実現に貢献します。

6. 注目!Mogura VRからのお知らせコーナー

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