東京ゲームショウ2026に合わせて,「Minecraft Dungeons II」(PC / Nintendo Switch 2 / PS5 / XBOX Series X|S / Nintendo Switch)のメディア向けハンズオンが実施された。
4人でのローカル協力プレイで体験した,新ディメンション「シフト」(Sift)を中心に,その内容を紹介しよう。
TGS 2026の「Minecraft」ブースの様子。巨大な青いクリーパーが登場
セッションには,Mojangのゲームディレクターを務めるMans Olson氏と,プロダクションディレクターのNathan Rose氏が登場した。
左から)Mans Olson氏,Nathan Rose氏
セッションは,これまでに公開された情報のおさらいから始まった。本作は,前作を作るなかで出てきた追加したい要素や,コミュニティから寄せられた要望をもっと自由に模索するため,2作目として作ることにしたという。
世界はさまざまな場所がつながり合った形になり,前作より自由に探索できる。ただし,語りたいストーリーがあり,それに沿った順番で体験してほしいため,あえてオープンワールドとは呼んでいないそうだ。
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[2026/06/11 00:00]
ローカルとオンラインを混ぜた協力プレイに対応し,マッチメイキングやパーティーコード,フレンドリスト,主要なプラットフォームすべてでのクロスプレイも用意される。
防具の枠は4つに増え,パッシブなバフが付く新アイテム「タリスマン」や,新たなレアリティ「スペシャル」も加わった。
クラスは決まっておらず,身につけているものがその人を作るという原則も改めて紹介された。前作で要望の多かったジャンプも追加されている。
デモはストーリーを紹介するカットシーンから始まった。ストーリーは前作からそのまま続いている。
邪悪なる村人の最高評議会の3人組により,オーバーワールドの至る所でなぞの裂け目が開く。その裂け目の向こう側には,「シフト」と呼ばれる新たな次元(ディメンション)が広がっていて……。
「シフト」は,Minecraftの世界にとって約15年ぶりに追加される新しいディメンションだという。開発陣は開発当初から絶対にうまくやらないといけないと考え,かなり力を注いだそうだ。
前作では「Minecraftとは何か」を解釈し,それをこのジャンルに落とし込んだが,本作では「Minecraftとは何かを拡大しよう」と考えたという。
シフトを遊べるのは,今回の一連のデモが初めてとのこと。
シフトは豊かで肥沃,有機的な場所で,ソウルに満ちているという。ほかのMinecraftのディメンションとは際立って違う,もう一つのオーバーワールドのような場所を目指したそうだ。
ネザーやエンドのような敵意や威圧感のある場所ではなく,落ち着いた平和的な,静寂といっていい雰囲気だという。
ただし,今は危機にさらされていて,邪悪な村人たちも入り込んでいるため,危険も伴う。
また,マップにあるカラフルな水は,入るとダメージを受けるので危険だ。
道中では,ソウルに侵された敵も登場した。これも,邪悪な村人たちの最高評議会がもたらしている悪さの1つだという。
通常の敵よりも強いが,特殊な通貨をドロップする。ハンズオンでは試せなかったが,村で武器の強化やエンチャントに利用できるそうだ。
シフトにはミニボスもいて,倒すと同じように新しい通貨が手に入るという。
特殊な場所だからといって,道に迷うことはない。左スティックを押し込むと「ガイド表示」(Guidance Trail)が現れ,光の線が次に向かう場所まで導いてくれる。
また,装備のドロップはプレイヤーごとに色分けされ,[十字キー上]の長押しで開くミニインベントリーは全員が同時に使える。
仲間とはぐれたときは,[十字キー左]から仲間のところへテレポートすることも可能だ。
ちなみに,前作では誤って動物を倒してしまって悲しいという声が多かったため,本作の動物はほぼ無敵になっているという。
そう聞いて,動物を身体で押したら,そのまま崖から落ちていった。開発陣が「だから,“ほぼ”って言ったんだ」と笑っていた。
今回のデモでは4人それぞれに,ファイター,弓,タンクやサポート役,魔法使いのビルドが用意されていた。
本作にクラスはなく,あくまで身に着けているもので特性が変わる。各ビルドは,装備に依存しているのだ。
ワールドマップで見られたのは世界のごく一部で,まだ発見していないサイドクエストもいろいろな場所に散らばっているという。
最後は,ゲームのずっと後半にあたるシフト内の場所へ強制的に移動してボス戦に挑んだが,こてんぱんにやられたところでハンズオンは終了した。
プレイ後の質疑応答では,シフトのインスピレーションについての話を聞けた。
大きな部分はMinecraft自体からの影響で,エンドやオーバーワールド,ネザーとは違うものにしたかったため,それらを参考にしつつ,これまでと被らない色使いを考えて作ったという。
また,コンセプトアーティストたちは日本に近いところからも影響を受けており,「風の谷のナウシカ」からかなりインスピレーションを受けたそうだ。
美しく,少し面白い環境という部分はそこから来ているという。ほかにも菌類やキノコ類,ねばねばした菌である粘菌などからインスピレーションを受けたとのこと。
シフトがワールドマップのようにつながった環境なのか,いわゆるダンジョンがいくつかある形なのかという質問に対しては,実は両方だという答えだった。
シフトには手作業で作られた広大なエリアがあり,それを探索できる。一方,裂け目から入ると自動生成された場所に飛ばされ,そこで戦うことになるそうだ。
オーバーワールドも同様で,手作業で作られた場所もあれば,ダンジョンのように自動生成された場所もあるという。
プレイヤーが最初にシフトへ入るのは今回のデモと同じく裂け目からだが,そのほかの場所をどう探索するのかはストーリーとの絡みがあり,詳しくはネタバレになるから話せないとのことだった。
なお,今回のボス戦の場所はストーリーの中で出てくるダンジョンだそうだ。広大なエリアの中からダンジョンに入っていくことができ,クエストに関連したダンジョンと,ランダムに生成されたダンジョンがあるとのこと。
「Minecraft Dungeons II」は,9月29日に発売予定で,各プラットフォームで予約受付中だ。発売初日からXBOX Game Passにも対応する。














