ゲーム市場調査会社GameDiscoverCoは10月17日、Steamユーザーが普段どのデバイスでゲームを遊んでいるのかを調べたアンケートの結果を公開した。調査によると、約40%の回答者はPCでのみゲームをプレイする一方で、およそ15%の回答者はPC・コンソール・モバイルのすべてで月に1時間以上ゲームを遊んでいるという。

この調査は、GameDiscoverCoが景品などの報酬を提示して独自に募集した、1万6000人以上のSteamユーザーを対象に実施したものだ。GameDiscoverCoによると、こうしたアンケートに積極的に参加するユーザーが対象のため、回答は平均的なユーザーよりも熱心なゲーマーの傾向が反映されている。また、調査は英語で実施しているため、回答者が欧米圏に偏っている可能性も高いという。

Image Credit: GameDiscoverCo

アンケートでは、月に1時間以上ゲームを遊ぶデバイスについて質問した。その結果、まず「PCで月1時間以上ゲームをプレイする」と答えた割合は91.5%だった。Steamユーザー向けにおこなわれたアンケートながら、1割近くはPCでも月1時間もゲームを遊ばないという結果になったようだ。またコンソールについては、Nintendo Switchで19.0%、PlayStationで17.8%、XBOXで10.6%の回答者が、月1時間以上ゲームを遊ぶと答えている。

モバイルでは、iOSでゲームを遊ぶと答えた割合は10.7%。Androidで遊ぶと答えた割合は32.4%だった。そして、全体の42.4%はPCでのみゲームを遊んでいると回答し、ほかのハードは使っていないとした。逆にPCとあわせて、コンソールあるいはモバイルでも月1時間以上ゲームを遊ぶと答えた割合は49.1%である。複数のデバイスでゲームをしている回答者が約半数を占めるなか、PCのみでゲームを遊ぶSteamユーザーもかなりの割合を占めていることがうかがえる。

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また、PCおよびモバイルでゲームをするが、コンソールは遊ばない回答者は22.0%。逆に、PCとコンソールの両方で遊ぶが、モバイルではゲームをしない回答者は11.5%だった。そしてPC・コンソール・モバイルのすべてで月1時間以上ゲームを遊ぶと答えた回答者は、全体の15.6%である。今回の調査では、デバイスを選ばずにゲームを遊んでいるSteamユーザーは6~7人に1人ということになる。

PCとコンソールの組み合わせとしては、PCとNintendo Switchのみという組み合わせがもっとも多く7.5%。次いでPCとPlayStationのみが6.4%で多かった。その次に多かったのはPC/PlayStation/XBOXの組み合わせで、4.3%がこのグループ。PC/Nintendo Switch/PlayStation/XBOXの4つすべてで月1時間以上ゲームを遊んでいる回答者は3.2%だった。

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なおアンケートの回答結果ではSteam Deckの使用率が非常に高く、全体の16.9%が月1時間以上Steam Deckでゲームを遊ぶと答えている。これは想定される平均的なSteamユーザーの数字よりもかなり高く、GameDiscoverCoは、Steam Deckの実際のプレイ時間はSteam全体の3%程度にすぎないと推計している。この結果については母集団の偏りが強く影響したものと見られるそうだ。

今回の調査では、Steamを主なゲーム環境とするユーザーでも、多くの人はコンソールやモバイルを併用してゲームを遊んでいる状況がうかがえる。一方で約4割の回答者がPCでのみゲームを遊ぶと答えていることから、“Steam専門”でゲームを遊んでいるユーザーも少なくはないようだ。

各プラットフォームには独占タイトルもあるが、近年はマルチプラットフォームで展開される作品も多い。Steamだけでも日々膨大な数のゲームがリリースされており、あえて他のハードに手を伸ばす必要性を感じていない人も多いのかもしれない。回答者層の偏りには留意が必要だが、熱心なSteamユーザーが日ごろゲームを遊んでいるデバイスの比率が分かる、興味深い調査と言えるだろう。

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