出展団体340、会場は2フロア。
10月31日の東京都立産業貿易センター浜松町館に、個人・小規模チームが作ったインディーゲームがこれだけの規模で集まります。
日程はよりによってハロウィン当日の土曜日です。
ゲームを作っている人にも、遊ぶだけの人にも関係がある話です。
出展する側は自分の作品を誰かに触ってもらえる数少ない場で、遊ぶ側は発売前のSteam作品に先に触れられる機会になります。
この記事では、何が開催されるのか、どんな条件で入れるのか、そして出展リストに混じっていたひとつの事情を整理しました。
先に結論をまとめると:
– 2026年10月31日(土)11:00〜17:00、東京都立産業貿易センター浜松町館で「東京ゲームダンジョン14」が開催され、340団体が出展します
– 一般チケット(先行入場前売券・1,000円、11:00入場)は10月25日23:59までの販売で、18歳以下は終日チケット不要で無料入場できます
– 出展リストには、台風で最終日が中止になった東京ゲームショウ2026で遊べなかった人向けに、同じ試遊版を再展示する作品も含まれています
340団体がひしめく浜松町、入場の条件はこうなっている
「東京ゲームダンジョン」は、個人や小規模チームが作ったオリジナルのデジタルゲームを展示する国内のインディーゲーム展示会です。
14回目となる今回は、東京都港区の東京都立産業貿易センター浜松町館(東京ポートシティ竹芝内)の2階・3階展示室を使い、340団体が出展します。
会期は10月31日(土)の11:00〜17:00の1日限りです。
チケットは3種類に分かれています。
一般チケットのうち「先行入場前売券」(1,000円)は11:00から入場でき、販売は10月25日23:59まで。
同じ1,000円でも「前売券」は入場が12:00からで、こちらは販売期限が明示されていません。
出展社や関係者向けの「ビジネスチケット」は2,000円で11:00入場です。
18歳以下はチケット購入そのものが不要で終日無料、小学生以下は保護者同伴が条件になっています。
16:00を過ぎれば誰でも無料で入場できるため、閉場間際だけ覗くという遊び方もできそうです。
出展作品の一部は、公式発表に合わせてゲーム系メディアのアカウントも取り上げていました。
『まのさば』Acaciaの新作『配信少女ノ裏垢迷宮』が10月31日の東京ゲームダンジョン14に出展https://t.co/sgePV0lBfy
台風で最終日が中止となった東京ゲームショウ2026の試遊版を、遊べなかった人に向けて展示。本編冒頭を特別編集したフルボイス仕様で、横浜のポップアップショップのグッズも販売 pic.twitter.com/0dvt1dpgj0
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) 2026年10月19日
『まのさば』を手がけたAcaciaの新作『配信少女ノ裏垢迷宮』が、東京ゲームダンジョン14に出展されるという投稿です。
本編冒頭を特別編集したフルボイス仕様の体験版が用意されるとのことで、横浜のポップアップショップで扱われているグッズも会場で販売されるようです。
この記事で確認できた出展情報はこの1件にとどまります。
ただ、この投稿が触れていたのは出展情報だけではありませんでした。
台風で中止になった、別の大型イベントの話が添えられていたのです。
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台風で史上初の中止、2,900いいねの「闇のロックマンDASH」論争——TGS2026、幕張メッセで起きていた8つの出来事【編集部まとめ】なぜ台風で中止になったはずの試遊が、ここに出てくるのか?
投稿の後半には、台風で最終日が中止となった東京ゲームショウ2026の試遊版を、遊べなかった人に向けて展示すると書かれていました。
東京ゲームショウ2026は、当初9月17日から21日までの史上初となる5日間開催を予定していましたが、台風25号の接近により最終日(9月21日・月曜祝日)の開催が中止になりました。
交通機関への影響や来場者・関係者の帰宅が困難になる可能性を考慮した判断だったと報じられています。
4日間の会期で25万人以上が来場したものの、最終日に予定されていたステージや、その日に訪れるつもりだった来場者の試遊機会は失われた形です。
東京ゲームダンジョン14に出展する『配信少女ノ裏垢迷宮』は、その失われた機会を埋める形で、東京ゲームショウで用意していた試遊版を改めて展示するという位置づけになります。
インディーゲームの展示会は単独のイベントとして完結しているわけではなく、こうして別の大型イベントで果たせなかった役割を肩代わりすることがある、という一例です。
ただし、これは確認できた1件の投稿から分かる範囲の話であり、他の出展団体も同様の事情を抱えているかどうかまでは分かりません。
Steamの特設ページと、出展作品をどう選ぶか
会場に足を運べない人向けには、Steamの特設ページが用意される運びです。
公式の案内では10月下旬の公開が予定されており、出展団体に関連する作品がまとめて掲載されるとみられます。
検索すると210以上という数字が複数のメディアで言及されていますが、公式の一次情報で掲載作品数を明記したものは確認できませんでした。
実際の件数は特設ページが公開されてから確かめるのが確実です。
340団体という出展数は、ジャンルも規模も作り手の経験もかなり幅があることを意味します。
会場で全ブースを回りきるのは現実的に難しく、Steamのウィッシュリストに気になった作品を追加しておき、あとから遊ぶ・買うという使い方が向いていそうです。
この手の展示会では会場で全部は追えないという悩みがつきものですが、特設ページが用意されることで、会場に行った人も行けなかった人も、後から見返せる窓口ができる形になっています。
Shiritomo GAME編集部の考察:大型イベントの余波を拾う場としての価値
東京ゲームダンジョンのようなインディー特化の展示会は、単体の開催規模だけで語ると地味に見えがちです。
しかし今回分かったのは、東京ゲームショウのような大型イベントで消えてしまった試遊機会の「受け皿」になり得るという側面でした。
TGS2026のように台風で最終日が丸ごと飛ぶケースは珍しくなく、こうした中小規模の展示会が後追いで露出の場を提供する構図は、今後も起こり得ます。
出展する側から見ると、会期が1日しかない展示会に出す体験版を、大型イベント用に作ったものと共用できれば制作負荷を抑えられます。
340団体という数字は「出展のハードルが低い」ことの裏返しでもあり、個人・小規模チームが低コストで露出を得られる場が確保されている点は、国内のインディーゲーム開発を支える構造としてもっと注目されてよいところだと感じます。
遊ぶ側としても、Steamの特設ページとセットで展開されることで、会場に行けなくても出展作品に触れる導線ができているのは、こうした展示会が年々洗練されてきた結果と言えそうです。
まとめ
東京ゲームダンジョン14は10月31日(土)、浜松町の東京都立産業貿易センターで340団体が出展する形で開催されます。
先行入場前売券は10月25日23:59までの販売、18歳以下はチケット不要で終日無料という条件を踏まえつつ、台風で消えたTGS2026最終日の試遊機会を拾い直す出展もある、という一面も見えてきました。
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