ハピネット<7552>におけるゲーム事業の存在感が高まっている。先に発表した2026年3月期 9月中間決算では、ビデオゲーム事業の業績は、売上高が前年同期比34.1%増の487億83百万円、セグメント利益は同458.1%増の11億0900万年と急増した。さらに全社売上に占めるゲーム事業の比率も21.5%から24.8%に上昇した。

同社では、6月に発売された任天堂のゲームハード「Nintendo Switch 2」と関連アクセサリが引き続き好調に推移したことに加え、「マリオカート ワールド」や「ドンキーコング バナンザ」などの関連ソフトの販売も伸長したため、と説明している。

 

任天堂関連商品の売上も大きく伸びた。「Nintendo Switch 2」と関連商品への旺盛な需要を背景にその売上高は同59.3%増の407億円と大きく伸び、事業売上に占める割合は8割を超えた。一方、ソニー・インタラクティブエンタテインメント関連は、プレイステーションの売上が低調で、同34.9%減の47億円にとどまった。

 

玩具卸大手として著名なハピネットだが、中期経営計画の中で、IPビジネスの拡大、自社制作ゲームの海外展開を重点施策として掲げている。これまでに、Nintendo Switch向けの『ジャックジャンヌ』『泡沫のユークロニア』をアジア・欧米へローカライズして展開した。

さらに、2026年3月に世界同時発売を予定する新作『エトランジュ オーヴァーロード』では、Nintendo Switch以外のプラットフォーム展開も計画しており、マルチプラットフォーム戦略を本格化させる。

下期に向けては、収益を支える複数の大型タイトルが控えており、業績への貢献が期待されている。

・『Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2 Edition』(2025年10月16日発売)
・『Call of Duty®: Black Ops 7』(2025年11月14日発売予定)
・『UN:LOGICAL(アンロジカル)』(2026年1月22日発売予定)

任天堂関連タイトルから世界的IPまで幅広い商材がラインアップされており、ビデオゲーム事業は引き続き堅調に推移する見通しだ。

 

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