デベロッパーのHalf Sword Gamesは2026年1月31日、中世戦闘シュミレーター『Half Sword』の早期アクセス配信を開始した。早速多くのプレイヤーに遊ばれている一方で、記事執筆現在ではSteamユーザーレビューが「賛否両論」ステータスとなるなど、苦戦を強いられている。

『Half Sword』は物理ベースの中世戦闘シミュレーションゲーム。プレイヤーは15世紀ヨーロッパの庶民となり、闘技場で決闘や乱戦を繰り広げる。武器や装備は当時実在していたものを参考にしているといい、それらを装着したり振り回して相手を攻撃する。重装備をまとわず全裸と素手で殴り合うことも可能で、そういった戦闘の自由さが本作の魅力とされている。

『Half Sword』では動作のすべてが物理演算に基づいて処理されている。本作には攻撃や防御の決まったアクションが存在しない。キーボード入力とマウス操作を組み合わせることで、腕を上げたり伸ばしたりといった、身体の挙動そのものを操って戦う。いわゆる“ラグドールゲーム”と呼ばれる作品だ。

[AD]



そうした複雑な操作感が生み出すシュールな絵面が話題を呼び、昨年10月に開催された体験版の配信イベント「Steam Nextフェス」では、期間内の同時接続プレイヤー数は連日7000人前後を記録。同イベントで最も多くプレイされた体験版となった(関連記事)。

そんな『Half Sword』は、2026年1月31日に早期アクセス配信が開始。リリース初日の同時接続プレイヤー数は最大2万1600人を超え(SteamDB)、同作への期待の高さが窺える初日となった。一方で、Steamユーザーレビューにはすでに4800件以上のレビューが集まっているものの、好評率はそのうち44%にとどまる「賛否両論」ステータスとなっている。期待度の高さとは裏腹に、評価の面では苦しい滑り出しとなった。

本作特有の操作感やゴア表現は、体験版から引き続き高く評価されている。早期アクセス版ではお金を稼いで武器をクラフトしたり傭兵を雇ったりできるシステムも追加されており、こちらも好評を得ている。

一方で、投じられている不評のほとんどは本作の最適化不足を指摘するものだ。特にフレームレートの低さが問題視されており、上位のグラフィックボードを搭載していたとしてもフレームレートが伸び悩むことが報告されている。体験版が好評を得ていただけに、「体験版のほうが良い」といった意見も飛び交っている状況。また、バグやクラッシュといった不具合の多さも課題とされている。

なお、早期アクセスは6か月から12か月を予定しているという。新マップの追加やゴア表現の改善などがロードマップには記されている。開発元はDiscordやSteam フォーラムに寄せられたフィードバックを重視しているといい、早期アクセス期間を通じて、どのようにアップデートが施され、ユーザーの評価が変化するのか注目される。

『Half Sword』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに配信中。リリース記念セールとして、2月14日まで定価から20%オフの2240円(税込)で発売されている。なおゲーム内は日本語表示には未対応だ。

Comments are closed.