ゲームデベロッパーのDean Moynihan氏は2月13日、アドベンチャーゲーム『O EMPIRE! WARD OFF THY ROT』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)。

『O EMPIRE! WARD OFF THY ROT』は、わずかな資源をやりくりして孤独な旅をするアドベンチャーゲームである。舞台となるのは中世風の荒涼とした大陸。かつて栄えていた土地には病がはびこり、廃墟と瓦礫ばかりが残された不毛の地となっている。プレイヤーは呪われた古代のアーティファクトを運ぶ旅人として、できるだけ遠くまで旅をして、この呪物をどう扱うか決めなければならない。

ゲームは「移動」が中心となる。スタミナや物資といったリソースを管理して、前進すべきか、それともいったん引き返すべきかを判断することが重要となるとのこと。本作の世界は基本的にどこもかしこも荒れ果てていて、遺跡・道路・荒れ地といった地形を徒歩で進んでいくことになる。長距離移動の際に十分な物資を備えずに進んでしまえば、途中で行き倒れてしまうことになるのだろう。

また、プレイヤーはある呪われたアーティファクトを持ち運んでいる。本稿執筆時点でそれがいかなるものかは明かされていないが、慎重に取り扱わければ世界に不幸を撒き散らすような存在だと思われる。これをどこかで厳重に管理するにしても、誰の手にも触れられないような場所に捨てるにしても、長い旅が必要となるわけだ。アーティファクトは旅を続けるうちに、だんだんと持ち運ぶのが難しくなるという。自身の限界に応じて、どこを旅の終わりの地とするか決断を迫られることになりそうだ。

ちなみに本作の対応言語は現状英語のみが予定されており、日本語表示対応については不明ながら、人に出会うことは稀で、セリフや説明は最小限に抑えられているとのこと。言語にさほど左右されず、さびしい世界の雰囲気を味わうことができるだろう。

本作を手がけるDean Moynihan氏は、ゲームスタジオJagexでUIデザイナーを務めるゲーム開発者である。同スタジオはMMORPG『RuneScape』や、そのスピンオフとなる協力型サバイバルクラフト『RuneScape: Dragonwilds』、放置ゲーム『Melvor Idle』などで知られ、いずれの作品もSteamユーザーレビューは1万~2万件以上を集め「非常に好評」ステータスを獲得している。Dean氏は個人ゲーム開発者としても知られ、ドット絵を採用した実験的で比較的小規模なゲームをitch.ioで公開してきた。人気作を支えてきたクリエイターが雰囲気を重視して作ったという本作が、いかなる世界を演出するか注目したい。

『O EMPIRE! WARD OFF THY ROT』はPC(Steam/itch.io)向けに開発中だ。

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