「ポケットモンスター」シリーズ初のスローライフ・サンドボックスゲーム『ぽこ あ ポケモン』は、「ニンゲンのすがたにへんしんしたメタモン」が、たくさんのポケモンが暮らす街をつくり、のんびり過ごすことを楽しむタイトルだ。先行体験会で得られた情報を基に、このゲームの魅力を紹介する。
『ぽこ あ ポケモン』先行体験会に参加した
なんてステキなゲームなのだろう! 小さな子どもがパパやママと一緒に遊んだり、兄弟姉妹で遊んだりしたとき、リビングルームには笑顔が広がるに違いない。『ぽこ あ ポケモン』は、そう確信できるスローライフ・サンドボックスゲームである。
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同作の主人公はニンゲンではない。「ニンゲンのすがたにへんしんしたメタモン」だ。ゲーム冒頭の舞台は、草木が枯れ、建物も崩れ、荒野のようになってしまった小さな街。周囲にニンゲンは見当たらず、ポケモンも大半が去ってしまった。残っているのは、物知りのモジャンボ(はかせ)だけ。そこにニンゲンのすがたにへんしんしたメタモンが現れる。
さあ、まずはこの街を復活させていこう。枯れた大地に水をまこう! 草を植え、木を育てよう! 赤茶けた土地を、緑あふれる街へと戻していこう! すると、誰もいなかった土地に、1匹、また1匹とポケモンたちが戻ってくる。
「If you build it, he will come(お前がそれをつくれば、彼はきっとやってくる)」
往年の映画ファンなら、名作『フィールド・オブ・ドリームス』の名セリフを想起するかもしれない。ただ良質な環境をつくるだけでいい。それだけで、荒廃した景色がかわいいポケモンにあふれる、ステキな世界へ変わっていく。緑を豊かにし、ポケモンを増やし、にぎやかな街をつくり、のんびりと暮らせるのが、『ぽこ あ ポケモン』というゲームの魅力だ。
『ぽこ あ ポケモン』は「ニンゲンのすがたにへんしんしたメタモン」が街をつくるゲーム
「緑の草むら」「岩かげの草むら」「ビーチの木かげ」など、「生息地」と呼ばれる場所をつくれば、そこにポケモンがやってくる
ポケモンがどんどん増えて、街がにぎやかに!
ポケモンならではのサンドボックスゲーム
具体的にゲームの内容を説明しよう。メタモンは「へんしん」が得意なポケモンなので、ほかのポケモンの「わざ」を見て覚えることができる。
ゼニガメのわざを見れば「みずでっぽう」を覚えて大地に水をまけるようになり、フシギダネのわざを見れば「このは」を覚えて草を植えられるようになる。街にポケモンがやってくるたびに、できることが増えていく。
覚えられるわざの総数は明かされていないが、例えば、ストライクの「いあいぎり」を覚えれば木を切れるし、モグリューの「たがやす」を覚えれば畑をつくれる。エビワラーの「いわくだき」を覚えれば山や壁を壊し、地形そのものを変えることも可能だ。ラプラスの「なみのり」で泳げるようになり、カイリューの「かっくう」で空を滑空できるようになるなど、行ける場所もどんどん広がっていく。
わざを覚えるだけではなく、ポケモンと一緒に協力することもある。体験会では、ヒトカゲを「たきび」のところまで連れて行って、火をともしてもらう場面があった。まさに、ポケモンの特徴をサンドボックスに落とし込んだゲームデザインと言える。
できることが増えてきたら、街にやってきたポケモンたちの「おねがいごと」をかなえるのもいい。クラフト台でたくさんの家具や道具をつくって、ポケモンたちの「すみごこち」を良くしていこう。こうして、やってきたポケモンたちと、どんどんともだちになれるのだ。
カイリューに「へんしん」。体形や顔にメタモンの面影が残る。かわいい
ポケモンの「おねがいごと」を聞いて、街を発展させよう
自分の街でのんびりとスローライフ
ここまで説明を読むと、「やるべきことが多い、忙しいゲーム」と思う人がいるかもしれない。
でも、その心配は不要だ。先行体験会では、ゲームの基本を知るための導入部だけでなく、ある程度ゲームを進めた状態でのプレーもできたが、こちらでは「自由気ままに、なんでもできる」というスローライフの楽しさを確認できた。
街にいるたくさんのポケモンたちと過ごす毎日は、心をほっこりさせること間違いなし。ポケモンとおしゃべりしたり、一緒に出歩いたり、記念写真を撮ったり、様々な交流を楽しもう。
みんなで住む家を建てることだってできる。なかでも注目したい機能が「おひっこし」だ。ポケモンのすみかを変更できるのだが、「イーブイフレンズの家」にしたり、「同じタイプを集めてポケモンジム」にしたり、自分だけの理想のポケモンの世界で暮らせるような感覚を味わえる。
また、ゲームには「ちょっぴりかわったすがた」のポケモンも登場する。白っぽい色の「ピカチュウ(うすいろ)」、からだにこけの生えた「カビゴン(こけむし)」などが発表されている。
通信プレーにも対応。インターネット通信を用いた機能で遊ぶためには、Nintendo Switch Online(有料)への加入が必要だが、ほかのプレーヤーの街にお出かけしたり、自分の街に招待したりして、最大4人で一緒に遊べる。友達の街に遊びに行き、その街のポケモンに出会うと、何か良いことが起こるようだ。なお、「おすそわけ通信」では、最大2人で「まっさらな街」でのみ遊ぶことができる。
自分の街でポケモンたちと散歩するだけで楽しい
ポケモンの「すみごこち」を上げていこう
『ぽこ あ ポケモン』最大の魅力は世界観への没入
こうして、およそ50分の体験プレーを終えた感想は、「ポケモンの世界を楽しむための魅力が凝縮されている」だった。昔からの「ポケモン」ファンの心をつかむこと間違いなしだ。
1996年に誕生した『ポケットモンスター』は、アニメをはじめとするメディアミックスを経て、世界的に人気のあるIP(知的財産)に成長した。作品のファンにとどまらず、ピカチュウ、エーフィー、フワンテ、パモなど、推しのポケモンがいる人も少なくないだろう。
『ぽこ あ ポケモン』に何種類のポケモンが登場するのかは発表されていないが、自分の大好きなポケモンと一緒に暮らしたい、ポケモンと会話したい、ポケモンとともだちになりたい――、そんな夢をかなえてくれる。本当に、なんてステキなゲームなのだろう!
同時に、アニメをはじめ、色々なメディアを通じて「ポケモン」を知った小さな子どもたちが、初めてプレーする「ポケモン」のゲームとしてもピッタリだと感じた。ポケモンバトルをすることなく、かわいいポケモンたちとともだちになっていく様子を、ただ笑顔で楽しめるのだから。
家を建て、家具を配置し、お気に入りのポケモンを住まわせることも可能
さあ、「ポケモン」の世界で、ポケモンたちと楽しく過ごしていこう
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ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの商標です。
Nintendo Switchは任天堂の商標です。
※画面は開発中のものです。実際の商品内容や仕様は変更される可能性がございます。
※実際のゲームとは異なる設定が含まれています。
(写真撮影/安川 幸利、画像提供/ポケモン)
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自分の街でのんびりとスローライフ
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