2020年の発表から6年の歳月を経て、カプコンの完全新規のSFアクションアドベンチャー「プラグマタ」がプレイステーション 5/Xbox Series X|S/PCで4月17日、Nintendo Switch 2で4月24日についに発売される。
これまで弊誌では、何度かに渡って試遊版のプレイレポートをお届けしてきたが、バージョンが新しくなるたびに新たな面白さを体験させてもらった。
そして今回は、本作の製品版を先行でプレイする機会を得た。エンディングまでプレイして見えた「プラグマタ」の神髄ともいえる魅力を、ネタバレなどを含まない内容でお届けしたいと思う。
銃で戦うか、ハッキングで鎮圧させるか、強化や装備でプレイスタイルは無限大!
今回、本作をガッツリプレイしたが“ゲームを進めれば進めるほど面白さが増していく作品”だと改めて感じられた。
以前伺った開発者インタビューでディレクターの趙 容煕氏は「個人的に作りたかったゲームの印象、テンポスピードは後半が1番近い」と語っていたがまさにその通りで、ゲーム序盤はプレーヤーが取れる選択肢は少ないが、ゲームが進むにつれてゲームの遊び方の自由度が格段に広がっていくのだ。
ハッキングで敵の装甲をオープンにして銃で倒すといったゲームのシステム上、序盤はどうしてもメインがシューティングでハッキングは補助的な“あくまでサブの要素”といった印象を受けがちだ。
しかし本作は、セクターの道中で入手できる強化素材やポイントを使ってシェルターでヒューのスーツや武器、ディアナのハッキング能力を強化することができる。筆者はハッキングを重点的に強化していったのだが、強化の段階を重ねるにつれてサブと思っていたハッキングが強力な武器へと変わった。

ヒューとディアナの両方をまんべんなく強化するか、どちらか片方を重点的に強化するかはプレーヤーの好みが出そうだ
ハッキングを強化することで強くなる能力は3つあり、まずは「ハッキングダメージ」。ハッキングを成功させた際に敵の装甲がオープンになると同時にダメージが与えられるのだが、初期はその威力が本当に微々たるものでダメージは全く期待できないのだが、強化することでかなり大きなダメージを与えられるようになる。さらに装甲が開く「オープン時間倍率」も上昇し、敵を叩ける時間が格段に増える。

強化前はハッキングの威力は90程度だったが、強化後はなんと2倍以上の威力まで跳ね上がった
最後は「ヒートゲージ蓄積量」がアップする。敵にはヒートゲージというものが存在し、そのゲージがマックスになるとオーバーヒートを起こし、一定時間行動不能状態になるのだ。
これらの強化に加えて、アタッチメントの強化やカスタムモジュールの装備でハッキング性能や射撃の性能をさらに底上げすることができる。
アタッチメントもカスタムモジュールもすべてハッキング能力を向上させる方向に全振りして遊んだが、パズルをしているだけで敵の体力をみるみる減らせるのがとにかく楽しい。ハッキングで溜まっていく「ハッキングゲージ」を使用すれば必殺技ともいえる「オーバードライブ」を放つことができ、周囲の敵の装甲をまとめて開き、一時的に動作不能にさせつつ特大ダメージが与える瞬間は爽快の一言。序盤とは全くの別ゲーといえる“ハッキングゲー”を堪能することができた。
様々な能力がアップするカスタムモジュール。自分のプレイに合わせたものを装備させれば戦いがさらに有利になる

左下のハッキングゲージがマックス時に発動できるオーバードライブ。複数の敵を一網打尽にできる
今回筆者はハッキングに特化した遊び方でプレイしたが、それとは対極に銃器を重点的に強化していけばシューティングメインのスタイルで遊ぶことももちろん可能だ。ゲーム側に型にハマった遊び方を提示されるのではなく、自分のプレイスタイルに合わせて遊べる自由度の高さも本作の魅力である。


