Double H Productionsは2026年2月24日,「Steam Next Fest」の開催にあわせて,PC向け新作「Tape 101: Liminal Descent」(PC)の体験版をSteamで配信開始した。

画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 心理学モデル「悲嘆の五段階」をレベルデザインに落とし込んだホラーゲーム「Tape 101: Liminal Descent」,体験版を配信中

 本作はサイコホラーゲームで,プレイヤーは反復構造を持つ閉鎖空間に閉じ込められる。一見すると同一に見えるものの,細部は微妙に異なっており,そのわずかな違和感が強い不安を呼び起こす。

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 舞台となるのは,空間と空間の狭間に存在する「リミナル」と呼ばれる世界だ。プレイヤーはカメラを搭載したRCカーを操作し,この不可思議な世界を探索しながら,アイテムの回収や装置の起動などを進めていく。

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 コンセプト面では,精神科医のキューブラー=ロスが提唱した心理学モデル「悲嘆の五段階」から着想を得ている。否認,怒り,取引,抑うつ,受容という5つの段階がそれぞれ独立したレベルとして構築され,痛みや葛藤といった感情が物理的な空間構造へと変換されていく。各エリアは現実から逸脱したスケール感で構築されており,それが精神世界の不安定さを象徴する演出として機能する。

 なお,本作にはプレイヤーを直接追跡する怪異は登場しない。ゲームプレイの軸となるのは戦闘や逃走ではなく,観察を通じて空間と時間のパズルを解いていくことだ。

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 その代わりに描かれるのは,人間の深層心理に根ざした根源的な恐怖だ。探索を続けるにつれ,存在意義や人生の目的といった概念がじわりと侵食され,リミナルへの理解が深まるほど現実世界から遠ざかっていく構造になっている。

 今回配信された体験版では,序盤2チャプターをプレイ可能で,ゲームプレイにさらなるブラッシュアップが施されている。製品版は2026年内に発売予定だ。興味を持った人は,まずは体験版からチェックしてみよう。

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